障がい者と関わる仕事に就きたいと学生の時からボランティアに参加し
教育大学に進学したものの中退した後、30代半ばで准看護師となった
シングルマザーとして子供を育てながら17年間准看護師として働き
仕事やボランティアで障がい者と関わり続けた
施設や組織の中、或いは社会の人たちが障がい者との関わりを楽しむとは限らないと
大人になって知り驚いたけれど、私にとっての彼らとの時間や彼らが創り出す世界は
子どもの頃から変わらず私を楽しませたり、励ましてくれた
色んな障がい者のご家族と関わりを持つ内に
本当は病院や施設で一日の、人生の大半を過ごすのではなくて
少しでも社会と関わりをもって生きていって欲しいと願う方が多いと知り
それはこれからの社会に必要なことではないかと思い続けた
どうすれば、誰と繋がればそれを実現出来るかを考え続けた私が見つけた方法の一つが
「福祉雑貨」いわゆる「授産品」
長年バザーなどでご家族や関係者という限定された人たちが購入されてきた福祉雑貨
あまり一般には知られていない障がい者の創り出した作品をただの素敵な雑貨として販売する
そんなお店をランドマークとして、そこに集まった方に彼らのことを知ってもらい
まずは間接的に関わって頂こうと決めた
そのためには、インパクトのある高品質の雑貨をそろえる必要があったので
行ける限り実際に現地に伺い、その場の雰囲気を体験させて頂いた
お店を続ける内に
当事者や福祉関係者以外にもアンテナに引っかかってご来店下さる方が出てきた
その方たちは元々障がい者だとか、国籍だとか、ジェンダーだとかの線引きをしていない
その中から私と一緒に障がい者の暮らしや未来のことを考えてくれる
メンバーと出会い、一緒に法人を設立した
私たちは、障がい者と自然に交流することを「普通」だと思っている
けれどまだまだそれは「普通」ではないから困ったり不安だったりする人たちがいる
そして「普通」だと思っている人が集まって活動していると、どうしても目立たない
(だって「普通」だから(笑))
今の社会は声高に「いいことをしている」とPRしたり
実物より見栄えをよくしないとなかなか気付いて頂けない
それでも、私たちはコツコツと地道に
関わって下さる方がワクワクしてくれるようなやり方を考えて実行する
そしてそれを共感してくれる方たちへとドンドン繋げていこうと活動している
そうしないと、これから関係者だけでは色んなことが不足して
もっと大変になることが予測されるから
一般の方や色んな法人の方、これまで知らなかった方にも関わって頂きたいのです
こうして「一般社団法人リマポエポエ」は生まれました
私たちの趣旨に賛同頂けましたら、貴方に合った方法で応援宜しくお願い致します